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[2004.04.25]
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チョコレート近思録
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▼チョコレートと交換でパスワードを教えた人、7割を超える--英調査(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20065583,00.htm
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『チョコレートに魔法がかかっていることは,中世の錬金術師の頃からわかっていた。が,なんの魔法なのかは,いまだに解明されていない。幸せの魔法? 快楽の魔法? 現実逃避の魔法? 堕落の魔法?』。
quote:ロンドンのオフィスワーカーを対象とした調査によると,ほぼ7割の人がチョコレートバー1本と交換で勤め先のネットワークアクセス用パスワードを教えてしまった。この結果は,雇用主が情報セキュリティの重要性についてきちんと教育していないことをしめしている。
『わたしは自分が発見した教科書6ページ分の記述よりも,チョコレートひとかけらの方が偉大だと思っている(1970年代の科学者,オズワルド・ヒレンケッターの言葉)』。『チョコレートの持つ甘さは偶然かもしれないけど,その甘さを噛みしめるのは必然だ』。『チョコレートとセックスはちょっとだけ似ている。どちらもないときは代わりのものですませてしまうけど,そのとき,孤独だけが重く,のしかかる』。『大統領がお互いにチョコレートを送り合うことで,終焉を迎えた戦争も過去にはあった。チョコレートをなめながら,怒り続ける人間など,いないからね』。
『「ついていないときはチョコレートを食べるといいよ,きっと,運がめぐってくるから」と里佳さんは云いました。でも,わたしはそれが嘘だということに,すぐに気付いたのです。だって里佳さんは,前日に云っていたもの。「裏がない甘い誘いなんて,この世には絶対ないのよ」』。『チョコレートよりも大事なものなんて,この世には存在しない。甘い魅惑のない世界など,やはりこの世には存在しないのだから。いや,それはちょっと云いすぎだとしても,仕事のパスワードなんかよりは,チョコレートの方がはるかに重要だ』。
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